もう走れない…ラストワンマイル。
ラストワンマイルとは主に通信や物流業界で「事業者側の端末拠点からサービス利用者にモノやサービスを届けるための最後の区間」という意味で用いられる事が多い。Eコマースの急速な拡大と共に消費者達の生活の利便性の高まりに応じて、物流事業者に対する質や期待が高まる一方で物流事業者のドライバー不足と就労環境の悪化が重篤な課題となって来ている…。

就労環境悪化→改善申し入れ→稟議上申→環境変わらず→退社告知→職安通い→面接→入社条件適合〜すり合わせ→転職→面談時の条件に合わず→改善申し入れ→稟議上申→環境変わらず…。 これがまさに「ドライバー不足の負のスパイラル」です。
弊社が広報マーケティングサポートしている事業者様に概ね言えるのが、この就労環境改善と求人誌へのコスト投下でせっかく迎え入れた従業員とも、なかなか永続的な雇用維持ができない場当たり人事対応が精一杯な実情があります。
それだけ物流事業者様もドライバーも疲弊しているのです。
今日ネットでポチッと発注し明日の午前中には家に届く。ユーザーからすれば、この当たり前は嬉しい限りだが、その利便性と引き換えに物流現場では膨大なヒトとモノのエネルギー投下がなされている事を理解するべきなのは言うまでもない。
とかく配る側の運行管理のクラウドサービスもちらほら台頭して来ている昨今だが、腐らないモノであれば届ける日時の余裕幅に応じたディスカウント適用など‥、受け取る側の時間の余裕に応じたサービスもあっても良いのではと思う今日この頃です。
このドライバー不足の現場を弊社はSNS周知や広報誌改善、内部統制施策などを通じて、環境改善に向けたサポートを皆さんと一緒に汗をかくサポートをしております。
実は雇用と広報はとても密接な繋がりがある事を、物流事業者様にご理解いただくために丁寧なサポートを日々行っております。
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